院卒のブログ

内部から東工大院に進学しました。主に院試に関する記事を書いています

大学院入試に必要なTOEICの点数とその勉強法

こんにちは。

今回は、大学院入試のためにToeicの点数は一体何点あれば良いのか、またその点数を取るためにどのような勉強をしていけば良いのかということについて書いていきたいと思いますっ

 

 

 

院試においてToeicの点数はそこまで重要ではない

こんなことを言ってししまうと元も子もないのですが、院試におけるToeicの重要度はそこまで高くありません。

詳しくはあなたの受験する大学院の入試要項を見て欲しいのですが、普通は専門分野の試験の方が高配点になっています。絶対にそうなっているはずです。
(僕が受けた研究科では、専門試験とToeicの配点が4:1ほどでした。)

Toeicは何回でも受験できるので、院試対策となるとついついそちらの方に気合いが入ってしまいがちですが、院試で大切なのはあくまで専門分野の知識です。
Toeicでの点差なんて、本番の計算ミスで簡単に覆りますよ。

 

 

院試に必要なToeicの点数

とはいえ、当然ですがToeicの点数が低すぎると院試に落ちます。落ちてしまいます。
そのため、院試に必要なToeicの点数も目安程度にご紹介しておきたいと思います。


東工大院の場合は、600点あれば有利にも不利にもならない。700点あればほんの少しだけ有利といった具合です。
これは、受験する専攻にもよるのだとは思いますが、東工大の場合はToeicの点数が謎の換算式によって英語の試験の得点に変換されます。

つまり、Toeicの点数がそのまま英語の得点になるというわけではないのです。
自分の場合は、Toeicの点数が700点だったので英語の試験の得点が自動的に35/50点になりました。

謎の変換式の内訳を詳しく見たわけではないので正確なことは言えないのですが、500~800点の間は比例的に英語の得点が上がっていき、800いくつ以上だと自動的に満点として計算されるそうです。

ただ、恐ろしいのはあなたのToeicの点数が極端に悪い場合です。
Toeic700点の人が35/50なのだから、Toeic400点でも20/50くらいは貰えるのではないかという気持ちも分かるのですが、それは大きな間違いです。

Toeic400点だと確か50点中8点換算とかだった気がします。Toeicの得点が極端に良い場合は満点換算になりますが、逆に極端に悪い場合もそれに応じた英語の点数になってしまうのです。

ただ、これはあくまで東工大の場合です。
Toeicの基準点については、あなたが受ける研究室のM1、M2に尋ねるのが一番確実だと思いますよ。

とはいえ、実際に聞いたとしても 600~700点が目安だよという回答が返ってくるとは思いますが。Toeicの点数なんて所詮そんな程度の重要度しかありません。

 



Toeic700点を取るために必要なこと

それでは、Toeic700点を取るためにはどのような勉強をしていけば良いのでしょうか。実際に僕が行なった勉強法をご紹介したいと思います。

 

自己紹介

東工大院生
・学部も東工大
・大学受験時のセンター英語は180点くらい
・大学で受験したToeicの得点は450点


自分の場合、受験生の時は英語は得意でも苦手でもなかったのですが、大学に入学してから一切勉強しなくなったので、在学時強制的にToeicを受験させられた時のスコアは450点というゴミのような点数でした。

そして、これは今でも割と後悔しているのですが、自分の場合は院試対策に意識が向くのが遅かったので、気づいたら5月のToeicしか受験申し込みが間に合いませんでした。

チャンスは1回しかありません。これを逃せば450点というゴミスコアで院試を受けなくてはなりません。

このような状況にあれば、普通の人なら必死になってToeicの勉強をするのだろうと思うのですが、自分の場合は

 

やりたくないなー
めんどうだなーと思っていたら、いつの間にか受験1週間前になっていました。

 

1週間でToeic450→700にする方法
 

これは普通に自業自得なのですが、とにかく受験まで時間がありません。そのため、自分の場合は戦略的に勉強を進める必要がありました。

まず、自分が行なったのはToeicの全体像を把握することです。これは2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点! という参考書を使って行いました。すでに1週間しかありませんが、構造把握はこれで大丈夫です。

 
この参考書を使って、このセクションはどれくらいの時間がかけられてどのようなことが求められているかを把握します。
軽い例題もついているので、それを使って練習するのも良いでしょう。特にリスニング対策は役に立ちます。

そして、全体の構造把握が終わったら実際に公式の模擬テストを使って実戦形式で演習を行います。
自分はTOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編という公式の模擬テストを使いました。

この本には本番形式のテストが2回分収録されており、Toeicスコアの換算表まで付いています。このテストで700くらい取れていれば後は何もしなくても良いと思います。

これでもToeic700点を超えない場合は、もう一度先ほどの2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点! で演習を積み、公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3 などの別の公式模擬テストを使って再度トライするのが良いかと思います。


 

 

まとめ

院試に必要なToeicの点数は600点から700点程度です。これ以上のスコアを目指すのはオーバーワークですので、すでにこのスコアを持っている方は専門分野の勉強をした方が良いかと思います。

ご自身のポテンシャルにもよるのですが、1週間程度あればToeicの対策はなんとかなります。1ヶ月あれば確実に700点は超えます。大丈夫です。

ただ、大学受験時のように英単語から勉強をし直すのは効率が悪いので2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点! という参考書でToeic全体の構造を把握してから、TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編などの公式模擬テストで演習を積むのをお勧めします。

 

    


Twitterもやっているので、これ以外に何か質問などあれば気軽にDM等送ってください。